ナット・サドル材いろいろ その①
こんにちは。ミサハマギター店主 ミサイル濱野です。
ギックリ腰にやられて、はや1週間・・・やれやれ。
さて、今回は当店で扱っているナット・サドル材を
ご紹介いたします。素材によって微妙に音が変わり
面白いものです。
あくまでも私の「私感」ですが、紹介してまいります!
まずは、一番オーソドックスな「牛骨」
漂白タイプと、オイル漬けタイプがあります。
高級ギターでは標準仕様となってますね。それだけ定評のある材と言えます。
印象は「クッキリハッキリ」プラスチック製よりも高音が伸びて、音自体に
ハリが出る感じです。ローズ系のギターには相性がいいと思います。
メイプル系のギターでは、さらに元気な音になる感じもします。
次は、一番高級な感じがします「象牙」
高級ギターには装着されております。ヤマハFGでも70年代の高級ギターには
標準仕様で装着されてましたね(FG-1200J等)。
独特の模様が見られますが、最高級材になるとあまり模様が見られません。外側の
皮に近い部分ほど、縞模様が見られていい感じですが、材としてはグレードの低い
ものだそうです。ただ、あくまで「超高級印材」としてはですけどね。
音質は、牛骨と同様高音の伸びが期待出来ます。しかし、音のハリが牛骨のそれより
マイルドで、なんともウォームな感じの優しい音に感じられます。
非常に上品な音になります。FG-180に着けたことありますが、元気良さが少しだけ
マイルドになり、落ち着いた感じになりました。
けっこう高い材ですが、それだけの価値はあると思います。
次回はまた、違った素材をご紹介いたします(^^)
読んで頂き、ありがとうございます!
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