Martin D-28 いろいろリペア完了
移転前にマーチンD-28をお預りしておりました。
かなり酷い状態で運ばれてまいりました・・・。そんなギターを
見ると何とかしたらんと!と思う訳です(出来る範囲で)。
予算もありますし、その中でやれるだけ。
あ・・・新規作業場完成しました!
新作業場です。作業台が2つになり、アイロン掛けながら他の作業が
出来るようになりました。5年ちょい掛かって、ようやくこましな
住宅に引っ越せました。家賃も上がりましたが・・。
完了後の写真です。なかなかの貫禄です。
割れや傷だらけですが、よく弾きこまれており、リペア前でも
ええ音出てました。
今回のリペア内容
・ネックリセット
・バックバインディング全部剥がれ・・新規巻き直し
・バックブレイシング、ほぼ全て剥がれ・・接着
・ブリッジ浮き補修(再接着)
・フレット修正(バリ取り、擦り合わせ、山付け)
バックバインディングが白かったので、表と同じ色に塗装・・・って
書けばカンタンですが、なかなか同じような色にならんのです。
薄く薄く塗って、色を重ねていきます。しんどかった・・・
まぁ、ビンテージっぽく最後少しウェザリングを。ガンプラか!
ネックリセットかけたので、サドルの高さも稼げました。
当初、1mmあるかないかのサドルも、3mmくらいまでに!これでも
弦高が12Fで2.2mm/1.7mm。弾きやす~い!
ピンも痛んでたので、エボニーピンに。雰囲気ええんちゃうかな?
てな感じで完了。
あとはオーナー様のお裁きを受けるのみ!さてどうなることやら!?
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